MESSAGE

社長メッセージ

2023年11月

飲水資源
― 安心、安全のより一層を求めて ―

1972年に当時の首相 田中角栄と中国首相の周恩来が会談し、国交回復した際によく使われたのでこの故事成句は知っている人は多いと思います。

飲水思源には2つの意味があります。1つ目は、「物事の基本を忘れてはならない」という意味です。また、2つ目には「他人から受けた恩を忘れてはならない」という意味を持ちます。飲水思源は、「水を飲む時には、一度水源のことを思う必要がある」ということを表しています。水源とは水が生まれる最初の場所のことを指します。これが転じて、「最初に立ち返れ」「基本を忘れるな」という1つ目の意味がうまれました。

また、飲水思源は、「水を飲む際には、その水源や井戸を掘った人間を忘れてはならない」ということも表します。ここから、「自分が当たり前に飲んでいる水も、かつて先人が苦労して掘り当てたものであるから、感謝しなくてはならない」という2つ目の意味もうまれました。現在では、こちらの意味の方がよく用いられています。このように、どちらの意味も、戒め(いましめ)の役割を持っています。

「日本は水と安心は無料」と言われた時期がありました。

日本の自宅で蛇口をひねって出てくる水道水は世界トップレベルで美味しいと言われているのにも関わらず、ミネラルウォーターの販売量も世界トップクラスです。

安全、安心に対しても、玄関に施錠しないのどかな田舎の風景は過疎化とともに空き家に空き巣が入って物騒になって施錠が進んでいます。

都市部でホームセキュリティーが進んでいるのにもかかわらず、コロナ明けの反動で窃盗が前年対比大幅に増加しています。

監視カメラが至る所にあって都心では警察が聞き込みをしなくても、監視カメラでほぼ犯人が特定できる段階に入っています。

それなのに白昼堂々とした過激な犯罪が増えるのは、闇バイトが横行しているだけでは解決できない現代人の社会心理があるのでしょう。

わが社では、通常の警備、ホテル、マンション人材サービス以外に、気軽に半日単位でクレジットカードで申し込めるボディーガード、見守りサービスが頻繁に活用されています。

おそらく、毎日のようにリアルタイムでテレビやネットニュースで戦争、事故、事件の映像が流れ社会不安を煽る傾向があるので、ストレス以上に不安、心配がこころに宿るのでしょう。

そんな社会生活の不安を取り除くために役立てればとスタッフ一同 願っております。

より安心、より安全な世の中のために尽力していく所存です。

代表取締役社長加藤 雅博

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